大会実行委員長 

松尾 哲矢(立教大学)

このたび日本体育・スポーツ・健康学会体育社会学専門領域と連結した独立学会として日本体育社会学会が創設されました。


その第1回大会が立教大学で開催されますことは、光栄なことと存じますとともに気が引き締まる思いでございます。立教大学は1874年に開学され、本年度で150年目を迎えます。その節目にあたる年に皆様をお迎えできますことは本当に有難く嬉しく存じます。


新型コロナの影響、年々増している自然災害の猛威、ロシアのウクライナ侵攻をはじめとした世界的な対立の激化は、生活上の問題、心身をめぐる問題をさらに顕在化させることになります。これらの問題にどう立ち向かうのか。体育的課題はさらに重要な課題として立ち上がってくるものと思われます。


体育社会学の大きな魅力は、領域の独自性(学校体育、体育授業、運動会、学校運動部、社会体育(地域における体育)、生涯を通した運動と体育など)とともに、理論と実践が近いことであり、実践から課題を引き出し、理論化するなかで、実践を意味づけし、時には実践に生かせる視点を提示する。この理論と実践の往還運動にあろうかと思います。
体育社会学専門領域での活動をさらに発展させ、日本体育社会学会という新しい界を生かして会員各位のさらなる研究の発信と交流の場とすること、が新しい学会を創設した意義だと思います。


本学会大会の決定から開催までの期間は、ほぼ3か月というなかで実行委員会一丸となり、何とか大会に間に合わせるべく努力はしてまいりましたが、至らない点等、多々あるかと存じます。できる限り努めますので何卒宜しくお願い申し上げます。この間の評議員、理事の皆様をはじめ関係者の皆様のお力添えに心より感謝申し上げます。


皆様にとりまして、本学会大会が研究の発信と交流の場として実り多いものとなりますことを心より祈念いたしております。

2023年6月